降圧薬で高血圧患者の痛風リスク低下

降圧薬の中で、カルシウム拮抗（きっこう）薬とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬のロサルタン（商品名ニューロタン）に高血圧患者の痛風リスクを低下させる効果があるみたいです。

米ボストン大学医学部のHyon K. Choi教授らが、英医学誌「BMJ」に発表しました。

カルシウム拮抗薬とロサルタンでは、使用している期間が長い方ほど痛風リスクが有意に低下したそうです。

その一方で、同じ降圧薬を使用していても利尿薬（2.36倍）やβ（ベータ）遮断薬（1.48倍）、、アンジオテンシン変換酵素（ACE）阻害薬（1.24倍）、ロサルタン以外のアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬（1.29倍）を服用していた人は、逆に痛風リスクが上昇していたそうです。(　)内の数字がそれぞれ上昇した数字です。

　

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